自転車活用推進研究会


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大震災に立ち向かおう


2011年3月11日 大震災に立ち向かおう

犠牲者の方々に深く哀悼の意を表します。会員の方々から無事や近況を知らせるメールが届き始めました。 自転車が被災地でも活躍しています。移動、連絡、運搬に使われる姿はニュース画像でもチラッと確認できます。東京では使われていなかった自転車も動員され、けたたましい金属音を立てるものも少なくありません。油をさす、空気を入れる、ブレーキを点検するという基本ができておらず、こうしたものは早晩動けなくなるでしょう。助けを求められたらできる限り対応しましょう。

疋田理事が呼びかけているように「原付バイク」と同じルールを意識して走りましょう。歩道上での二次災害を招かないように。ただ、神経がいらだっているので闇雲に注意するのは怖い目に遭うかもしれないので慎重に。

何ができるか、何をしたら被災地域が少しでもマシになるか、考えましょう。自活研としてなにかまとめるより、既に拠点となっているところへの協力をすすめます。何かしたいという純粋な気持ちが独りよがりにならないよう、冷静でいることも大切な協力だと思うからです。最後にひとこと。原発からの風向きに注意して、自転車を使いましょう。

3月30日 ツーキニスト急増に注意!

大震災とガソリン代の高騰が重なり、都市部での自転車通勤・通学が増えています。未整備で異音を発する自転車で、ルールを知らない俄ツーキニストが歩車道を左右平気で暴走しています。巻き込まれて怪我をしないよう、充分ご注意ください。彼らの手本になる走り方を心がけてください。日本では他の先進国のように「警察官の自転車をお手本にして」と言えない悲しい現実があります。ツーキニストの急増する今こそ「自転車安全利用五則」の①自転車は車道が原則、歩道は例外、②車道では左側通行、が守られなければなりません。警官がこれを破っていたのでは子どもにも教えられませんね。この非常時に!と叱られそうだけど、震災で生き残った生命は大切にしたいものです。