自転車活用推進研究会


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デンマークサイクリスト連盟発行「20 CYKELLEGE」和訳版を公開


《子どものための自転車遊びマニュアル》日本語版を公開します。デンマークサイクリスト連盟発行の「20 CYKELLEGE」和訳版ができました。遊びながら自転車の運転と安全のスキルを身に付けることができる自転車教室のための手引書です。手引書だけでは実際の運用はわかりにくいので、実施をお考えの方は事務局まで気軽にメールください。

なお、概略については、NPO自転車活用推進研究会関西事務局長・藤本典昭が12分ほどのビデオで説明しています。

掲載に当たって

この10年で急速に普及した未就学児童用の足こぎ式のランニングバイク。デンマークの自転車教育を参考に同バイクを活用した未就学児童向けの教室は民間事業者や全国の自治体で開催されています。

特定非営利活動法人 自転車活用推進研究会理事藤本が京都市と連携して,デンマークサイクリスト連盟発行の「20 CYKELLEGE」をベースにランニングバイク教室を日本版に改編,平成28年度から京都市内の保育所,幼稚園で,これまで30回開催しました。

その特徴は,自転車に乗るための基本となるバランス感覚等の運動能力に加え,ぶつからないように他者を思いやる気持ちや,危険回避能力について,自転車ゲームを用いて楽しみながら学べるように工夫することに加え,「とまれ」の標識や信号等の絵を使い,実技でその意味を学べるようにするなど,デンマークの教室にない部分も取り入れています。

このたび,日本版の「実施におけるポイント」と「20 CYKELLEGE」和訳版を自転車活用推進研究会サイトで公開します。ご一読いただき,各地で開催される自転車安全教室に取り入れてください。なお,「20 CYKELLEGE」和訳版の著作権はデンマークサイクリスト連盟にあり,和訳については自転車活用推進研究会が責任を負います。

実施におけるポイント

「20 CYKELLEGE」和訳版 目次 04ページ「はじめに」、06ページ「安全に自転車ゲームを楽しむために」、07ページ「学校と幼稚園で」、08ページ「自転車ゲームを始めよう」の内容は特に重要ですので必ずご一読ください。

5歳児の実施例

  1. 自転車ゲームには「ブレーキ付きランニングバイク」を用いています。
  2. 自転車ゲームはグループ単位で実施しています。グループは概ね10~12名を単位とし、講師1名と補助2名以上で構成しています。
  3. 開催場所は、車が来ない平坦でランニングバイクが容易に進みやすい路面が望まれます。
  4. 開催場所の広さは、概ね幅14m・長さ20mを基本としていますが、開催場所に応じて対応しています。
  5. 開催時間は、フィッティングを含めて概ね一時間、途中適時水分補給などの休憩を取っています。
  6. 幼児は、共通のビブスを着用し仲間意識やモチベーションの向上を期待しています。
  7. 幼児は、滑り止め付き指切り手袋を着用してケガの防止をしています。
  8. 幼児は、ヘルメットを着用し正しいかぶり方を学びます。
  9. ヘルメットには、名前シールを貼り付け、名前で呼び合いコミュニケーションをとります。講師・補助はビブスに名前シールを貼ります。
  10. 自転車ゲームの中に、標識や信号機を取り入れて遊びながら学びます。

協力:京都市・(一社)市民自転車学校プロジェクト(CCSP)

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