自転車活用推進研究会


定例研究会〈自転車活用研究会〉

2025年7月18日(金)


2025年度第1回自転車活用研究会

「道交法シンプル化への挑戦・第1回」

来年(2026年)4月1日から自転車にも青切符制度(交通反則通告制度)の適用が始まる。警察庁はライフステージごとの交通安全教育プログラムを用意し、理解力に応じた安全教育を行うことによって、交通ルールの遵守率を向上させたい考えだが、検討会で示された基本ルールを説明した資料(添付のPDF)を見ても分かる通り、複雑さと曖昧さばかりが目立ち、そもそも合理性に欠けるルールをいくら周知徹底させても、現実の道路上で判断に迷い、法令遵守は難しい。交通法規をほとんど習わないまま街を歩き始める幼児にも理解でき、容易に遵守できる法令、道路の設計整備、交通管理システムの必要性を説き、検討に着手すべしと訴えてきたが、政府は青切符導入寸前となっても問題の根本に踏み込めていない。

この課題を研究し、なんらかの改善案が得られれば、自転車活用推進議員連盟への提言の形で世に問うことができ、自転車を含むわが国の交通環境を前進させる一助とすることができそうだ。もとより優秀な警察官僚が、複雑で分かりにくいと認めつつも今日まで抜本的な解決案にたどり着いていない事実に鑑みれば、市井の研究グループには無謀な挑戦かもしれない。しかし、始めなければ永遠に答えは得られない。

注目の講師を招く研究会と並行して、提言のための研究会の開催をお呼びかけする次第である。自転車も安全快適に楽しく走れる交通環境を求めて集った会員の総力を挙げ、この課題に取り組んでいきたい。

第1回として現状把握と論点整理を予定している。三人寄れば文殊の知恵という言葉もある。一人でも多くの会員に素朴な疑問を持ち寄っていただき、専門家集団があたりまえのこととして見逃してしまいかねない解決の糸口を模索する。法律は苦手という方からの新たな切り口を期待したい。

事前準備のための資料はPDF1枚基本的な交通ルール①のみである。

日時
2025年7月18日(金)18:30〜20:30(予定)
場所
自活研ZOOM会議室
参加登録者に会議室のURLとパスワードを前日までにお送りします。
会費
会員無料非会員3000円
定員
100名(参加費は事前支払いです。入会すれば無料。会員も事前登録が必要です)
※PC,タブレット、スマホからアクセス可能、通信料などは自己負担です。
締め切り
7月9日正午
参加申し込み

会員の方は下記のフォームからお申し込みください。現在会員でない方はPeatixからお申し込みください。この機会にぜひ入会をご検討ください。入会手続きもPeatixでできます。